ねじが入る側の部品「インサート金物」は、部品をドリルとタップで削ることで完成する。油をふんだんに使用しながら、金属に挿入されるドリルのギリギリという音と、製造機の軋む音。Cherryboy Functionは、それらのノイズを自らのルーツとも言えるデトロイト色の強いトラックにインサートしていく。極上のグルーヴをまとった、都市のサウンドトラック。
インサート金物とは、ねじが入る側の部品のことである。プラスチックの成形品に埋め込まれて使用されることが多い。部品には、らせん状の穴が空いていて、そこにねじが入る。ここではインサート金物および付随部品を製造している。
材料は直径2.0〜25.0ミリ、長さ数メートルの金属棒。真鍮や鉄、ステンレス、銅などの金属から、樹脂までと多種にわたる。プラスチックに埋め込んだ際にガッチリと固定するため、金属棒の表面には細かい凹凸が付いている。
金属棒を加工機にいれ、棒の外側と内側をマシンで削っていく。内側はドリルで削るが、ドリルが回転するわけではなく材料側が回転することにより、外側も内側も同時に切削できる仕組みとなっている。
ドリルで開けた穴に、らせん状の刃がついたタップを挿入し、溝をつけることにより、規格サイズのねじがぴったりはまる穴径へと加工することができる。
画像はプラスチック成型品に、できあがった製品が埋め込まれた状態。この部品の場合は3つ埋め込まれているのが見える。部品と部品とをねじなどで接合させる部分だ。
東京都五反田の工場。プラスチック成型に使用するインサート金具など、日常目につかない部品が主流で、大部分の部品をアナログタイプにて、制作している。注文品が多く、その中でも各種サイズを取りそろえており、急な注文や即日使用に対しても対応可能な状態となっている。金具の材質は、BSBS、鉄材、SUS、アルミ、樹脂等。
数々のアンダーグラウンドフェス、クラブでその名を知らしめ、2000年代最高のトラックメイカーと称される。2010年にはDOMMUNEでの約80分に渡るライブパフォーマンスを行い大きな話題となった。リミックスワークもメジャー、アンダーグラウンド問わず、多岐に渡り行っている。2016年にリリースした最新アルバムWORD IN THE PETALSは、影響を受けたtofubeats、Dorianなど新世代のクリエーター達からも更なる賞賛を受ける日本屈指のテクノトラックメイカーである。
1979年北海道網走市生まれ。1999年に世田谷ハートビートレコーディングスタジオでエンジニアとしてのキャリアをスタート。2009年にフリーランス。現在は京都を拠点に、レコーディングミキシングエンジニア、ライブPA、マスタリングと、柔軟かつ多角的にアーティストと関わる。
1987生まれ。神戸出身。日本大学芸術学部写真学科卒。2011株式会社アマナ入社。2014フリーランス。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。映像ディレクター/デザイナー/プランナーとして活動。
WEB・映像制作会社。 高校の部活が一番輝いていたと自称する創業者2名が、 放課後に同じ目的を持った人間が自然と人が集まる「部室」という特殊な空間を再現すべく、日々奮闘中。 アイコンの女の子はマネージャー兼広報のえみるちゃん。